日本とVietnam (ベトナム / 越南 / ベトナム) の間には特別な二国間ビザ協定がないため、日本国パスポート保持者は標準的なe-Visa申請手順に従うことになります。このシステムは安価でシンプルですが、いくつかよくある失敗も存在します。申請にあたって知っておくべきポイントは以下の通りです。

必要なもの

申請を始める前に、以下の書類等を準備してください:

  • パスポート: Vietnamからの出国予定日から6ヶ月以上の有効残存期間があるもの。e-Visa申請時にパスポート番号が必要です。
  • デジタル証明写真: 4×6 cm(1.5×2.4インチ)、白背景、過去6ヶ月以内に撮影されたもの。200 KB以下のJPGまたはPNGファイルである必要があります。写真の不備は申請が却下される最も一般的な理由です。写真は最近撮影されたもので、適切な照明があり、被写体が中央に配置されている必要があります。不安な場合は、きちんとした写真スタジオ(日本のコンビニエンスストアや駅の証明写真機でも可)で新しく撮影したものをアップロードしてください。
  • メールアドレス: e-Visaの承認レターを受け取るために必要です。

必要なものは以上です。e-Visa自体の申請には、第三国への出国航空券、宿泊施設の予約証明、または帰国便の確認書は必要ありません。

申請場所

Vietnam出入国管理局の公式ポータルサイトを利用してください:evisa.xuatnhapcanh.gov.vn

これが唯一の政府公認e-Visaウェブサイトです。サイトの利用自体に手数料はかからず、政府の規定料金のみが直接請求されます。サードパーティの代行業者(Visavietnam.comなど)は避けてください。同じサービスに対して10,000〜20,000 VNDの上乗せ料金を請求されます。

申請のステップバイステップ手順

1. フォームへの入力

オンライン申請は英語で行われます。入力項目は以下の通りです:

  • 氏名(パスポートの記載通り)
  • 生年月日
  • パスポート番号
  • 国籍(Japan)
  • 出発都市(搭乗地)
  • Vietnamへの入国予定日
  • 出国予定日
  • 入国予定の空港・港(HanoiのNoi Bai空港、SaigonのTan Son Nhat空港、Da Nang国際空港など)
  • メールアドレス

日付は正確に入力してください。入国予定日を8月1日と記載し、実際にVietnamに入国したのが8月5日だった場合、入国審査官から質問される可能性があります(通常、入国拒否されることはありませんが)。正確な日付を申告する方が無難です。

2. 写真のアップロード

「Choose File(ファイルを選択)」をクリックし、4×6 cmのパスポートサイズのJPG画像を選択します。システムに拒否された場合(ファイルサイズが大きすぎる、寸法が間違っているなど)は、オンラインの画像リサイズツールを使用して、300 DPIで正確に1.5×2.4インチにトリミングしてください。

3. 確認と送信

氏名のスペルとパスポート番号を再確認してください。ここでの入力ミスは、入国審査での遅延の原因となります。確認後、フォームを送信します。

4. 料金の支払い

支払いページにリダイレクトされます。政府の規定料金は以下の通りです:

  • シングルエントリーe-Visa(30日間滞在):25 USD
  • マルチプルエントリーe-Visa(90日間滞在、複数回入国可):50 USD

支払いは国際クレジットカード(Visa、MasterCard、American Express)で行います。システムは日本で発行されたほとんどのカードを問題なく受け付けます。処理手数料は料金に含まれており、隠れた追加費用はありません。

5. 承認を待つ

すぐに確認メールが届きます。その後の待ち時間は以下の通りです:

  • 通常処理: 3営業日(72時間)。費用は上記の基本料金です。
  • お急ぎ処理: 1営業日(24時間)。追加料金 5 USD。
  • 特急処理: 4時間(即日)。追加料金 15 USD。

金曜日の夕方にHanoi (하노이 / 河内 / ハノイ) に到着する場合、通常処理なら水曜日の午前中までに申請してください。直前でフライトを予約した場合は、24時間オプションを利用しましょう。たった5 USDの追加でストレスを軽減できます。

承認されると、QRコードが記載されたPDFレターが添付されたメールが届きます。このレターを印刷するか、スクリーンショットを撮っておいてください。 到着時にこれを審査官に提示します。

ビル群の中に象徴的な「Welcome to Vietnam」のサインが見えるHo Chi Minh Cityの鮮やかな空撮画像。

Photo by Nhựt Nguyên Trần on Pexels

よくある落とし穴

不適切な写真: 最も多い却下理由です。顔がはっきりと見え、中央に配置され、無地の白背景である必要があります。サングラス、帽子、影はNGです。室内でスマートフォンを使って自撮りした写真は却下される可能性があります。写真店や証明写真機に行き、100〜500円を払って適切なパスポート用の写真を撮りましょう。

パスポートの有効期限切れ: パスポートは、Vietnamからの出国予定日以降6ヶ月間有効である必要があります。9月にVietnamを出国する場合、10月に有効期限が切れるパスポートでは申請できません。先に更新を済ませてください。

エラー表示なしの支払い失敗: クレジットカードが拒否された場合、ウェブサイト上で明確なエラーが表示されないことがあります。別のカードを試すか、カード会社に連絡して海外での取引を許可してもらってください。日本のクレジットカード(楽天カード、ソニー銀行など)は通常問題なく使えますが、一部の地方銀行のカードはデフォルトで海外のオンライン決済をブロックしていることがあります。

入国日の不一致: 入国日を8月10日と記載して8月15日に到着した場合、入国審査で理由を聞かれることがありますが、通常は通過できます。それでも、正確に記載するようにしましょう。

入国回数の勘違い: シングルエントリーとは、Vietnamに1回入国し、30日間滞在できるという意味です。一度出国して再入国する場合は、新しいビザかマルチプルエントリービザが必要になります。計画的に申請しましょう。

入国審査にて

Noi Bai(Hanoi)、Tan Son Nhat(Saigon (사이공 / 西贡 / サイゴン))、その他の入国港に到着したら:

  1. e-Visaの承認レター(印刷したもの、またはスマートフォンの画面)とパスポートを準備します。
  2. 「Foreign Visitors(外国人旅行者)」または「E-Visa」のブースに並びます(通常のビザ取得列とは異なります)。
  3. 審査官がQRコードをスキャンし、パスポートを確認して、入国スタンプを押します。
  4. 全体のプロセスは2〜3分で終わります。笑顔で「Hello」と挨拶すれば、無事に通過できます。

現在、別途の入国カード(アライバルカード)はありません。e-Visaの承認レターが入国許可証を兼ねています。

ビル群の中に象徴的な「Welcome to Vietnam」のサインが見えるHo Chi Minh Cityの鮮やかな空撮画像。

Photo by Nhựt Nguyên Trần on Pexels

費用の内訳

  • e-Visa申請料: 25 USD(シングルエントリー)または 50 USD(マルチプルエントリー)
  • カード決済手数料: 通常は無料ですが、一部のカード会社では海外取引に1〜2 USDの手数料がかかる場合があります。ご利用のカード会社にご確認ください。
  • 合計: 為替レートや利用する銀行により異なりますが、およそ2,700〜5,400 JPYです。

ビザ代行業者の手数料や領事館の手数料は一切かかりません。これがVietnamに合法的に入国するための最も安い方法です。

延長とオーバーステイ(不法滞在)

30日以上滞在したい場合は、Vietnam国内でビザの延長が可能です。Hanoi、Saigon、または主要都市の出入国管理局を訪問してください。30日間の延長で20〜25 USDかかり、手続きには5〜7営業日かかります。旅行代理店(どのホテルでも紹介してくれます)を利用するとより簡単です。少額の手数料(50,000〜100,000 VND)で書類作成を代行してくれます。

オーバーステイ(不法滞在)は絶対に避けてください。罰金は1日あたり200,000 VND(約1,000 JPY)です。出国時に審査官にマークされ、警告書が発行されます。複数回のオーバーステイは、入国禁止処分につながる可能性があります。

実用的なアドバイス

e-Visaシステムは信頼性が高く、迅速です。到着の少なくとも3日前に申請すれば、問題は起きないでしょう。バックアップとして、承認メールのスクリーンショットやPDFをスマートフォンに保存しておいてください。このプロセスは個人旅行者や少人数のグループ向けに設計されており、写真とパスポート番号以外の書類提出は不要です。日本国籍の申請者に対する特別な制限はなく、システム上は他の国籍の方と同様に扱われます。

— 終 —

最終更新 · May 29, 2026 · 独自取材、スポンサーなし。